- WebライターからWebディレクターになるには?
- ディレクターになるために必要なスキルは?タイミングは?
- 収入面や仕事内容の変化なども知りたいな
こんにちは、フリーランスでWebライター兼ディレクターをしているひろです。
ぼくのようにWebライターのステップアップといえば「ディレクター」と考える方は多いでしょう。しかし、Webディレクターに求められるスキルやどういうタイミングで昇格するのかイメージしにくいのではないでしょうか。
この記事では、副業WebライターからWebディレクターになったぼくの体験談を包み隠さずご紹介します!Webディレクターになったあとの収入や仕事内容などにも触れていくので「参考になった!がんばろう!」なんて思ってもらえると嬉しいです。
この記事の要約まとめ
WebライターからWebディレクターになるまでの道のり
WebライターからWebディレクターになるまでの道のりをぼくの「実体験」を通してお伝えします。
WebライターからWebディレクターへなるまでの道のりを書いている人は少ないですから、ぜひ覗いていってくださいね。少しでもWebディレクターになるまでのイメージが湧けば嬉しいです。
Webディレクターまでの道のり
Webライターとして約1年の下積みを過ごす
ぼくは2021年11月に副業Webライターを始め、運よく2023年3月にディレクターに昇格しました。
約1年ちょっとの間にどのようなことをして、Webディレクターになれたのか?
シンプルに努力をしたからだと自負しています。具体的には以下のような努力をしました。
- 書籍や動画でWebライティングの基礎を学ぶ
- ひたすら案件をこなして受けたフィードバックを研究し吸収する
- 半年立ち「ふと自分は正しい努力でWebライティングができているのか」不安になったので『Writing Hacks』を受講する
- SEOの基礎を勉強する
- ばあちゃんから古新聞をもらって写経をする
どうでしょうか?やっていることは単純で「スキルに投資」をしただけなので、なにも特別なことはしていないつもりです。
基本的にはネットに落ちている情報を探して、自分に合いそうな方法を試しました。なので「自分にはこの方法があいそうだなあ」と思う方法があれば、ぜひその方法を試してみてくださいね!
クライアントから「Webディレクターやらないか?」と推薦される
Webライターを始めて1年と4か月が経ち、運よくディレクターに昇格できました。
スキルに投資したおかげもあってか、4ヶ月ほどお付き合いのあったクライアント(発注者)の方から「うちでディレクターをやらないか?」というお声がけをいただいたので、二つ返事で即答しました。
当時「Webライターのステップアップ先はディレクターのみだと」思っていたので、迷うこともなく返信。
その時はフリーランスのWebライターとして色々と経験していた時期だったので、提出した記事に満足してもらっていましたし、提案もしていたので、信頼してもらっていたのだと思います。
ディレクターに昇格するのは、なんだか凄いことのように見えますが、正しい努力で相手目線の仕事ができれば昇格まではそう遠くないはずです。
ぶっちゃけWebライターからWebディレクターになってどう?
ここからは、ぶっちゃけWebディレクターになってどのような変化があったのか赤裸々にお伝えします。きっと気になるであろう、収入や仕事内容などにも触れていきますね。
Webディレクターはどうなの?
収入は?【収入は増えたけど大幅ではない】
Webライターのみの時に比べれば、増えました。
- Webライターのみ:毎月20万前後
- ディレクターもやるようになってから:毎月35万円前後
「あれ?もっと稼げないの?」「そんなんじゃやっていけない!」と突っ込みがありそうですが、ぼくのレベル感がまだまだということですね。ただ、精神的な安全を確保したいタイプ(会社員時代いろいあった)なので、本音はもっと欲しいですが、今の報酬感と仕事量は満足しています。
また、ディレクターは業務委託ではなくアルバイト雇用で働いています。時給は東京の最低賃金(1,113円)よりちょっと高いくらいなので、ぼくのような雇用形態はガッツリ稼ぎたい人には合わない働き方かもしれません。
しかし、アルバイト雇用なので安定した働き方ができています。「月40万、100万」と稼ぐのであれば、あまり向かない方法ですが、精神的な安全を確保したい方にとっては良い働き方ではないでしょうか?
ちなみに、Webライターでもアルバイト雇用している求人をよく見かけるので、気になる人は探してみてくださいね。
ディレクターとしてSEO会社にジョインして10ヶ月が経ちましたが、正社員として働かないか?と声をかけてもらったので、今まさに社員になるべきか検討しています。
これも「運」ではあるのですが、泥臭く努力しているとぼくのように、次の道が開くこともありますよ!
スキルの変化は?【異次元レベルで向上した】
ディレクターになってから、スキルは大幅に変化したと実感しています。具体的には以下のとおりです。
- SEOの知識が増えた
- 人の文章を添削することによって自然と文章スキルが向上した
- 論理的思考が強まった
- 物事の本質に気づけるスピードが上がった
ディレクターになると当然ライターさんの文章をチェックしたり、社内外問わず一定の論理的思考が求められたりする環境なので、自然とスキルが向上するものです。
ただ、ディレクターになっても、インプットとアウトプットは欠かさずにやっています。
ディレクターをやって10ヶ月がたった今では、マーケティング思考の重要性に気づいたので、マーケット感覚を手に入れるべく書籍で学んでいます。
なお、経営層にマーケティング思考のことを話したら「良い気づきだね!どの仕事をやるにしても重要な思考だよ」と言われたので、もし、余裕があるひとは少しずつマーケティング思考を鍛える勉強をしてみてはどうでしょうか?
仕事内容はどんな感じ?【大変だけど楽しい】
Webディレクターの仕事は以下のとおりです。なお、ぼくの場合「記事ディレクター」という言葉に近いような働き方をしています。
- ライターさんから上がってくる原稿をチェックする
- ライターさんの採用活動をする
- 進捗管理をする
- マニュアル・レギュレーションの作成をする
- 社内の人間とコンテンツに関する会議をする
- エンドクライアントとのやり取り
- 重要な記事のリライトをする
- 記事の順位などを分析して施策を打ち出す
Webライターのころと比べるとやることが増え大変に感じることもありますが、成長を実感しています。できることの幅が広がると、自分のブログや他案件でも応用できるものです。
厳しいと思う瞬間は?【特にコミュニケーションで苦労する】
ぼくはよくライターさんとのコミュニケーションの難しさに直面します。どんなに丁寧な言葉遣いをしても、こうして欲しいと具体的に伝えても、意図と違った反応が返ってくることがありがちです。
いくらオンライン上でやり取りするといっても、やはり人間関係はつきもので、どうしてもソリが合わないこともしばしば。とはいえ、ディレクターだからといって上になっていると勘違いするのは絶対に避けるべきです。
ぼくが気をつけていることをまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてください。
- 常に対等に接する
- 理不尽な要求をしない
- 感覚でフィードバックしない
- ポジティブなフィードバックを1つは入れる
- 一緒にいいコンテンツを作ろうよ!的なスタンスで接する
まとめ|WebライターからWebディレクターを目指すなら地道な努力が欠かせない
WebライターからWebディレクターを目指すなら、愚直に「スキルを磨くこと」が欠かせません。たとえ、Webディレクターになれなくても一度身につけたスキルはWebライターとしても活かせます。
また、この記事でも何度もお伝えしたように「運」の要素が大きいのも事実です。
ただ、運をつかむためにも「クライアントのために書く、売上に貢献したい」のように目の前の案件に全力で取り組んでみてください。きっとぼくのように、声がかかるタイミングがあるはずです。
もちろん、Webディレクターを募集しているクライアントもいるので、自分から行動してみるのも大切です。
最後に、手っ取り早くWebライティングのスキルを磨き運を掴みたい方は「Writing Hacks」の受講をおすすめします。
ぼくは独学では限界を感じ「Writing Hacks」を受講してからWebディレクターになれたので、もっと早くから受講すればよかったと後悔したほどです。無駄な努力をせずに、Webライター・ディレクターとして活動したい方は、ぜひ受講を検討してみてくださいね!